出産を控えた妊婦さんにとって心配なことの一つが、分娩方法です。経膣分娩が理想ですが、そのことが逆に母体と胎児にとってのハイリスクになる場合があります。分娩が終了したときにお母さんと赤ちゃんが元気であること、この事がまず大事であると考えます。そのために、当院では帝王切開を行っております。
但しそのほとんどが妊娠中に手術適応がきちんと確認され十分な検査を行ったうえで行う選択(予定)帝王切開です。
入院期間 | 手術当日の朝入院し、9日間入院となります。 |
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対応医師 | 手術時には派遣産科医師と二人体制で行います。 |
麻酔方法 | 赤ちゃん誕生までは、腰椎麻酔による下半身麻酔です。 したがって母体の意識は有り産声は聞こえ、手術中にスタッフの介助にて対面もできます。 その後は手術終了まで静脈麻酔・吸収麻酔を併用してゆっくりと眠っていただきます。 |
術後ケア | 血栓症・癒着防止のため、下肢エアーマッサージを導入し早期離床を目指します。 哺育指導・乳房管理・赤ちゃんのお世話の練習等は、母体の回復状況に合わせ助産師を中心とした当院スタッフで行います。 |
出産費用 | 帝王切開手術自体には健康保険が適応されます。 |